第1幕 収穫祭と狭くなった御者台 行商人のロレンスは麦の取引のため、収穫祭を間近に控えるパスロエ村に立ち寄った。だが、目当ての交渉人ヤレイは、豊作の神“ホロ”を祀る風習によって閉じ込められ、会えなくなってしまう。仕方なく村をあとにしたロレンスはその夜、荷馬車に忍び込んだ少女と出会う。彼女は獣耳と立派な尻尾をもち、村の神と同じ”ホロ“と名乗った。